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眼瞼下垂|岐阜県各務原市の形成外科・美容外科・美容皮膚科 - かかみがはら形成外科クリニック

眼瞼下垂

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眼瞼下垂

眼瞼下垂

眼瞼下垂は、まぶたが下がってきて見にくくなる状態です。
まぶたは上眼瞼挙筋やミュラー筋と呼ばれる筋肉が、瞼板と呼ばれるまぶたの芯となる構造を引き上げることで開きます。筋肉と瞼板は、腱膜という組織で繋がっています。
この腱膜が加齢によりたるんでくると筋肉の力が瞼板に効果的に伝わらず、まぶたが上がりにくくなります。これにより物が見えにくくなり、眠そうな印象を与えます。また、おでこの筋肉を利用してまぶたを上げようとするため眉毛の位置が高くなり、額のしわが目立つようになります。また頭痛や肩こりの原因になることもあります。
眼瞼下垂症の医学的な診断基準は、目安として“上まぶたの縁と黒目の中央部の距離(margin-reflex distance)”が3.0~3.5mm以下になった場合と定められています。診断基準を満たさない状態では自費治療の対応となります。

眼瞼下垂の種類

眼瞼下垂は三つに分類することができます。一つめはまぶたを上げる腱膜が加齢などによりたるんでくる後天性眼瞼下垂、二つめは筋肉や腱膜には異状のない偽眼瞼下垂、三つめは生まれつきの先天性眼瞼下垂です。それぞれの原因に対応した治療が必要となります。

後天性眼瞼下垂

加齢やコンタクトの長期装用に伴いまぶたを開ける筋肉が薄くなり、挙筋の収縮がまぶたに伝わらなくなることが原因です。下垂の程度に合わせて、軽度の場合には挙筋腱膜前転法、中等度~重度の場合はミュラー筋の前転等を検討し施行します。

偽眼瞼下垂

まぶたの筋肉の働きは問題無いものの、まぶたの皮膚のたるみが強くなり垂れ下がり、まぶたが下がって見える状態です。偽眼瞼下垂も視界が遮られ視野が狭くなったり、まぶたの重たさ、頭痛、肩こりを感じやすくなったり、おでこにシワが寄りやすくなるなどの症状が現れます。治療法は眉下や上眼瞼の皮膚を切除する余剰皮膚切除術を施行します。

先天性眼瞼下垂

生まれつきまぶたを挙げる筋肉や腱膜が弱く、眼を開けにくい状態です。
片側と両側の場合があります。下垂の程度が軽度で、挙筋の状態が比較的健常な場合は、拳筋前転術を選択します。重度の下垂の場合は、おでこの筋肉の動きをまぶたに伝えることで眼を開けられる手術(前頭筋吊り上げ術)を施行します。

こんな方におすすめです

こんな方におすすめです

  • まぶたが下がって重たく感じる
  • あごを挙げて物を見るくせがある
  • 年齢とともに、目の開きぐあいが小さくなった
  • 額のシワが目立つようになった
  • 目が疲れやすく、肩こりや頭痛がする

手術方法

余剰皮膚切除術

余剰(弛緩)して垂れさがった上眼瞼皮膚を切除する方法です。上眼瞼皮膚を切除する場合と、眉毛下で皮膚を切除する場合があります。座った状態で余っている皮膚を取り除く量を決めて切除します。その後は細い糸できれいに縫合します。まぶたを押し下げる余った皮膚がなくなるので目を開くのが楽になります。

挙筋前転術

挙筋腱膜を瞼板に縫い付ける手術です。上まぶたの皮膚を切開し、たるんだ腱膜や筋肉を前方に引っ張り、糸で瞼板に縫い付けます。この手術により腱膜のたるみが改善し、上眼瞼挙筋肉の力がしっかりと瞼板に伝わり、十分にまぶたが開くようになります。

前頭筋吊り上げ術

上眼瞼挙筋の機能低下が強く、挙筋前転術では改善できない重度の眼瞼下垂症に対して主に行われます。太ももの筋膜や糸などを用いて瞼板とおでこの筋肉を繋ぎ合わせる手術です。これにより、おでこの筋肉を利用した眉毛を上げる動作で、まぶたを開くことができるようになります。

Features

特徴

手術時間 約60~120分程度
痛み 手術中は局所麻酔にて痛みはほぼないです。施術から1~2週間程度は、違和感が続くことがあります。
ダウンタイム 手術から2-3日後がピークであり、むくみや内出血で青くなりやすいです。1週間ほどで内出血は吸収され黄色くなり、軽度の腫れが残っている場合が多いです。
お化粧 手術翌日から可能です。手術創部は避けてください。
入浴・飲酒・運動 術後7日が過ぎたら少しずつ再開可能です。
注意事項 手術当日はご自身の運転でクリニックに来られるのはお止めください。
リスク・合併症 違和感・痛み・出血・腫れ・内出血・血種・外反症・左右差・感染・しこり・傷跡など。副作用または合併症が生じた場合は必要な治療を行いますので、ご相談ください。

料金表

Treatment Flow

施術の流れ

1
カウンセリング

医師がカウンセリングで目元の状態を確認し、状態に合わせた治療をご提案させていただきます。不安や疑問点がございましたら、お気軽にご相談ください。

2
手術予約

手術ご希望の場合は受付またはお電話にて予約を取らせていただきます。

3
手術当日

ご来院後に医師と最終確認をします。もし聞き忘れたことや心配な点などがあれば気兼ねなくお尋ねください。お会計後に洗顔をしていただきます。その後、カルテ用の写真を撮影し、手術部位のデザインを行います。

4
手術

局所麻酔をし、手術を行います。

5
手術後

手術後に15分程度クーリングを行い確認して終了となります。

6
アフターフォロー

1週間後に抜糸、1ヶ月、3ヶ月、6ヶ月後の検診がございます。不安なことや気になることがございましたら、お気軽にご相談ください。

FAQ

よくある質問

ダウンタイムは腫れますか?
治療後1週間程度に腫れや内出血が生じますが、目立ちにくくなります。皮膚切除を受けられた場合、傷跡の赤み等は抜糸の翌日からメイクでカバーいただけます。内出血が出た場合はコンシーラーなどでカバーできます。
手術中に痛みはありますか?
まぶたに麻酔の注射をする時は、チクッとした痛みはあります。
麻酔後、手術中に痛みを感じることは、ほぼありません。
傷跡は残りますか?
皮膚切除では可能な限り傷跡が目立ちにくいよう切開縫合していきます。術後3~6ヶ月かけて馴染み、ほぼ目立たなくなります。
洗顔やメイク、シャワーはいつからできますか?
手術翌日から洗顔、メイク、シャワーが可能です。

Price

料金

保険適応の場合

3割負担の方 両眼で¥50,000程度
※費用は術式により異なります

自費治療の場合

上眼瞼皮膚切除 ¥242,000
眉毛下皮膚切除 ¥242,000
眉毛挙上固定 ¥242,000
眼瞼下垂 ¥440,000

※料金は「税込」表記になっております。
モニター価格等の詳細はお問い合わせください。