眼瞼下垂は、まぶたが下がってきて見にくくなる状態です。
まぶたは上眼瞼挙筋やミュラー筋と呼ばれる筋肉が、瞼板と呼ばれるまぶたの芯となる構造を引き上げることで開きます。筋肉と瞼板は、腱膜という組織で繋がっています。
この腱膜が加齢によりたるんでくると筋肉の力が瞼板に効果的に伝わらず、まぶたが上がりにくくなります。これにより物が見えにくくなり、眠そうな印象を与えます。また、おでこの筋肉を利用してまぶたを上げようとするため眉毛の位置が高くなり、額のしわが目立つようになります。また頭痛や肩こりの原因になることもあります。
眼瞼下垂症の医学的な診断基準は、目安として“上まぶたの縁と黒目の中央部の距離(margin-reflex distance)”が3.0~3.5mm以下になった場合と定められています。診断基準を満たさない状態では自費治療の対応となります。
眼瞼下垂|岐阜県各務原市の形成外科・美容外科・美容皮膚科 - かかみがはら形成外科クリニック
眼瞼下垂