脂肪溶解注射とは
脂肪溶解注射とは、気になる部位に直接薬剤を注入し、脂肪細胞自体を溶解し破壊することで部分的なダイエット効果が期待できる施術です。溶解した脂肪細胞は基礎代謝により、汗や尿と合わせて体外へ排出されます。狙った箇所へ注射することで効果を得られることから、一般的なダイエットでは難しい部分痩せが可能となります。
当院で使用している薬剤はBNLS FAT BURNです。脂肪溶解注射で有名なBNLSシリーズの2023年発売の最新作で、これまでのBNLSシリーズのエビデンスを基に、脂肪溶解効果を最大限引き出すために、主成分のデオキシコール酸ナトリウムを10mg/ml(1%濃度)に増量し、FDA承認のカイベラやFat X core(ファットエックスコア)と同濃度の脂肪溶解注射となりました。また、カイベラやFat X coreにはない脂肪溶解成分も含まれており、高い脂肪溶解効果が期待できます。
脂肪溶解注射の効果の持続性は半永久的と言われています。
わずか最短1週間程で脂肪量の変化を確認することができます。また治療は1週間の間隔で行うことができるため、他の脂肪溶解注射よりも治療効果が実感しやすいです。
BNLS FAT BURNは3つの主要成分が脂肪細胞へ働きかけます。
デオキシコール酸ナトリウム
脂肪細胞の細胞膜を破壊し、脂肪細胞を減少させる働きをします。破壊された脂肪は、静脈やリンパ管を通じて自然排出されます。
コレウスフォルスコリエキス
細胞膜に存在するアデニル酸シクラーゼ酵素を活性化し、cAMPという物質の濃度を上昇させます。cAMP増加によって、細胞の代謝が活発になり、脂肪の分解が促進されます。
ラクトフェリン
脂肪細胞への栄養供給路の新生を阻害して、脂肪分解を促進させます。また脂肪細胞のシグナル伝達物質を活性化して脂肪燃焼を促進したり、脂肪の生成を誘導する遺伝子の発現を抑えて体脂肪の減少を助けます。
これらに加えて、肌の引き締めやリンパ循環促進、脂肪燃焼、肌の再生・老化防止の効果も期待できます。