蓄熱式は「バルジ領域」をターゲットにしています。バルジ領域は、毛を作る毛乳頭に向けて指令を出し発毛を促す働きを持っています。毛母細胞や毛乳頭よりも浅い位置にあるため、熱破壊式のように高出力で照射する必要はありません。低出力のレーザーを連続照射し熱を毛の組織にため込ませる(蓄熱させる)ことでダメージを与えられます。そのため、毛のメラニンに左右されず産毛や色素の薄い毛の脱毛効果も期待できます。また、毛ではなく周囲の組織に作用するため毛周期の影響も受けにくいです。
蓄熱式は1発ずつが低出力のため熱破壊式のような強い痛みはなく、照射されてもじんわり温かい程度です。低出力のレーザーのため火傷リスクが低く、肌トーンが暗い方も施術が受けられます。
蓄熱式では、脱毛の照射中にポップアップ現象は起こらないです。施術中に毛が飛び出さず、飛び出さなかったものも施術後すぐには抜け落ちないので、脱毛効果がとても感じにくいと言えます。3〜4週間くらいでようやく毛が抜け落ちてくることがあります。
蓄熱式は施術者によっては再現性が低い施術方法のため、効果の効き方にも安定性がありません。
熱破壊式と蓄熱式の違いについて|岐阜県各務原市の形成外科・美容外科・美容皮膚科 - かかみがはら形成外科クリニック
熱破壊式と蓄熱式の
違いについて